混声合唱とピアノのための
『ジユラルミンの雲はオレンヂの匂ひがする』
作詩:克山滋 作曲:木村哲郎
2015年 初演
28歳の若さで亡くなった沖縄の詩人、克山滋(1920-1949)の遺稿集「白い手袋」の中から4つの詩に付曲しました。
沖縄出身ということがあるのか、そのシュールレアリズムの詩の言葉たちは、どこか沖縄の空気や温度を感じさせ、また当時の若者の持つ空虚感、心の葛藤などをも感じさせるものがあります。
楽曲は、少人数の混声4部合唱を想定して書かれています。
第3曲「星條旗」第4曲「虚飾の青春」は連続して演奏されます。
(木村哲郎)
1. 白い手袋
2. トメトの日
3. 星條旗 ~ 4. 虚飾の青春
萩京子 風がおもてで呼んでゐる